シルエットのフレームの魅力はなんといってもその軽さにあります。
では「どのぐらい軽いのか?」「他のフレームと比べては?」という疑問が当然出てきますね。
そこで次のような検証をしてみましたご参考になればと思います。
■重量計測に使う器具
今回の測定に使っているのは、家庭で使っているデジタル式のハカリです。
台所で使っている方も多いのではないでしょうか?
1g単位で測定が可能です。
今回はコレをつかってメガネフレームの計測をしています。
■実際にフレームを測定して見ました
それでは、実際に計測をしてみました。比較対照はできるだけ多いほうがよいと思いますので、
「代表的な軽量フチナシ」、「その他の軽量フチナシ」、「一般的なフチナシ」、「フチナシ以外のフレーム」の4つに分類してそれぞれで計量しています。
- 代表的な軽量フチナシ
- その他の軽量フチナシ
- 一般的なフチナシ
- フチナシ以外のフレーム
フレーム名 | 画像 | 重さ | 主なフレーム素材 |
---|---|---|---|
オリエント眼鏡 Kiwami |
7g | 超弾性ベータチタン金属使用 ネジを使って固定するタイプですが、ネジが前面からは見えないスッキリしたデザインです |
|
増永眼鏡 KazuoKawasaki |
13g | フロント、ヨロイはチタン テンプルはベータチタン使用 レンズ止めに特殊なシリコンパイプを使った、ゆるみの起こりにくい構造 |
■レンズだけの重さを計測
上記の場合、計測の際にデモレンズが入ったまま計測しているのですが、フレームの種類によってデモレンズの厚みが異なるものが結構あります。当然レンズが薄いものの方が軽量になるわけです。
■デモレンズの重さ
フレームの種類 | シルエット | フレアー | フルリム枠 |
---|---|---|---|
デモレンズ1枚の重さ | 2g | 3g | 1g |
フレアーの方が厚み、重さとも大きいレンズを使っていました。
フレーム単体の重量で計算すると次の通りです。 ハカリの単位が1g単位でしか計測できないので、多少の誤差はあるかもと思います。
■【デモレンズとは】
デモレンズは主にフレーム形状保持の目的で、展示品の眼鏡に入れられています。
フチナシの場合、レンズの厚みが有る程度ないと、展示品の掛け外し等で簡単に破損する恐れがあるので、やや厚めのレンズを使います。
逆にフルリムなど、その恐れが少ないものはかなり薄いデモレンズを使っているケースが多いです。
よって、実際に度つきレンズを入れた場合の重量比較では、フルリムのケースの方が重くなったと感じやすいと思います。
デモレンズは主にフレーム形状保持の目的で、展示品の眼鏡に入れられています。
フチナシの場合、レンズの厚みが有る程度ないと、展示品の掛け外し等で簡単に破損する恐れがあるので、やや厚めのレンズを使います。
逆にフルリムなど、その恐れが少ないものはかなり薄いデモレンズを使っているケースが多いです。
よって、実際に度つきレンズを入れた場合の重量比較では、フルリムのケースの方が重くなったと感じやすいと思います。
■レンズを除くフレームの重量
総重量 | レンズの重量 | フレームの重量 | |
---|---|---|---|
シルエット ミニマルアート | 7g | 2g×2 | 3g |
フレアー PUREシリーズ | 12g | 3g×2 | 6g |
【参考】
実際の度付きレンズ単体の重さは、レンズの大きさ、厚み、屈折率による比重の違いによっても左右されますが、1枚あたり3g~10g前後が多いです。
実際の度付きレンズ単体の重さは、レンズの大きさ、厚み、屈折率による比重の違いによっても左右されますが、1枚あたり3g~10g前後が多いです。
■まとめ
シルエット、スイスフレックス、フレアーなどの軽量フレームは一般的なフレームと比べ、フレーム単体で1/2程度の重量です。さらに金具による制約がなく、自由にレンズの形を選べるフチナシですので、レンズを小さく作るなどの対応によって、他のフレームに比べかなり重量を抑える事が可能です。
眼鏡はやっぱり「軽い」のが一番、という方にはもってこいのフレームといえますね。
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